パソナグループの地方創生社が『地域まるごとホテル』を10月31日にオープン!
香川県をはじめ四国での関係人口創出事業を展開するパソナグループの株式会社地方創生(以下、地方創生社)は、香川県琴平町の地方創生に向けた事業の一環として、空き店舗を宿泊施設等として再開発する『地域まるごとホテル』を10月31日にオープンしました。
「株式会社 地方創生」とは
地方創生社は日本全国の様々な地域・自治体と並走し地域活性化事業に取り組んでいる会社です。
第三者視点で発見した地域の魅力を広く発信するシティプロモーションや人材確保、人材育成支援として、地域事業と都市部人材のマッチングを手掛けているのです。
香川県琴平町では、空き店舗開発による地域活性化事業で香川県琴平町商工会と業務提携しました。これを受けて、琴平町の地域活性に取り組んでいます。
会社概要
社名:株式会社地方創生
所在地:東京都港区南青山3-1-30
設立:2008年10月28日
資本金:6,000万円(資本準備金含む)
代表者:代表取締役社長 近江 淳
事業内容:広報活動支援、ライフスタイルメディア開発、ニューバリューマーケット開発
地方創生社の香川県琴平町における取り組み
地方創生社は、香川県琴平町の琴平町商工会と「空き店舗対策事業」で業務提携し、金刀比羅宮表参道に繋がる「新町商店街」の空き店舗活用に取り組んでいます。
2020年4月に「琴平文具店」、2023年6月にマイクロブルワリー「DONZO Brewing」をオープンし、地域に根差した店舗運営を行ってきました。
琴平文具店
元ブティック店を文具店としてリノベーションし、地域コミュニティのハブ機能の役割を担うことを目指しつくられました。
紙や表紙、留具などを複数揃えることで、約10万パターンの組み合わせから自分好みの一冊を作ることができるオリジナルノート『kotonote』(ことノート)が注目を集めています。
ほかにも、同店のコンセプトに沿って取り揃えたペンやファイルなどセレクトステーショナリーグッズ等の販売を行っています。地域の人々が気軽に集う多目的交流の場になるよう、コミュニティスペース「おやつの棚」が店内に開設されているのも特徴です。
DONZO Brewing
元陶器店をリノベーションし、地元住民と観光客の交流拠点としてつくられました。連携プロジェクトや共創人口を生み出すことも目的としてます。
主に四国地方で醸造されたクラフトビールやオリジナルクラフトビールを醸造・販売しており、ビール醸造後に出る産業廃棄物「麦芽かす」を焼菓子の原料や肥料として活用する等、地球環境にも配慮した取り組みを実践しています。
『地域まるごとホテルプロジェクト』とは
香川県琴平町の地方創生に向けた事業として、金刀比羅宮表参道に繋がる「新町商店街」の空き店舗や空き家を宿泊施設「GOKAN KOTOHIRA」に改修、他にもカフェやベーグルショップがオープンし、エリア再開発を伴う地域活性化プロジェクトとなっています。
概要
オープン日:2024年10月31日
場所:琴平町「新町商店街」東端エリア
面積:733㎡(※琴平文具店、吞象ブリューイング、宿泊施設、日本茶カフェ、ベーグルショップの総計)
①宿泊施設「GOKAN KOTOHIRA」
五行説(「木」「火」「土」「金」「水」)をコンセプトとした、全5棟の長期滞在者向け宿泊施設を提供
料金:1泊2日 2名 44,000円(税込)~
時間:チェックイン 15:00、チェックアウト 10:00
定休日:なし
面積:各棟60㎡~
収容人数:2~7名
備考:「土」をコンセプトにした棟は犬連れのお客様専用
②日本茶カフェ「The TeaRoom KOTOHIRA」
事業内容:四国四県のお茶を使用した計7種26種類のスイーツを販売
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
座席数:6席
商品:
お遍路ショコラ 2,500円(税込)
お茶餡団子 各種350円(税込)
お茶アイスクリーム 400円(税込)等
まとめ
パソナグループの地方創生社は、これまで培ってきたノウハウや実績を活かして、香川県琴平町の地方創生に尽力しています。ただ新しいものを作って地域活性化を図るというよりは、これまであったもの、使われなくなったものを再利用する手法が特徴です。
中でも、今回のように空き店舗を宿泊施設として活用してしまうという方法はとても注目すべき取り組みだといえるでしょう。今後は、このような取り組みが琴平町だけでなく、全国の様々な地域で取り入れらていくのではないでしょうか。
地方創生社の今後の事業展開に、ますますの期待がかかりますね!