田記正規が敬愛する哲学者10人を紹介!
本記事ではわたくし田記正規が個人的に好きな哲学者を紹介するページです。ぜひこれを機に興味を持っていただければ幸いです。
哲学とは人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観のことをいいます。数学などの学問と違い決して正解がある学問ではありません。今回はそんな難問に立ち向かった哲学者10人を、わたくし田記正規がご紹介させていただきます。
田記正規が敬愛する哲学者①ソクラテス
■田記正規が敬愛するソクラテス
ソクラテスは、西洋哲学の基礎を築いたアテネ出身の哲学者です。彼は古代ギリシアを代表する哲学者でしたが、彼自身は著述活動をしていなかったため、彼についての情報は周囲の作家が書き残したものしか存在していません。
ソクラテスの思想で最も有名なのが「無知の知」です。彼は自身のみが「自分が何も知らない」ということを自覚しており、自覚していない人と比べて優秀であると考えていました。
田記正規が敬愛する哲学者②プラトン
■田記正規が敬愛するプラトン
プラトンは、ソクラテスの弟子の1人として知られる古代ギリシアの哲学者です。彼は「国家」や「パイドロス」などの著作において「イデア論」を展開し、真に実在するのはイデアであって我々が体感している世界はイデアの似像にすぎないと主張しました。
また、彼はアテネ郊外のアカデメイアに学園を開設しています。その後、地名であったアカデメイアは学園の名称として定着し、アカデミーの語源となりました。
田記正規が敬愛する哲学者③アリストテレス
■田記正規が敬愛するアリストテレス
アリストテレスはプラトンの弟子であり、「万学の祖」と呼ばれる古代ギリシアの哲学者です。彼は人間の本性が知を愛することにあると考え、550巻に及ぶ本を書きました。しかし、そのうち僅か3分の1しか現存していません。
また、彼はマケドニアに学園を開設し、哲学や弁論術、医学などの学問を教えていました。この学園では、少年時代のアレクサンドロス大王や彼を支えたマケドニアの将軍たちが学んでいたようです。
田記正規が敬愛する哲学者④ピタゴラス
■田記正規が敬愛するピタゴラス
ピタゴラスは、エーゲ海東部にあるサモス島出身の哲学者です。彼は数学者としても知られており、万物の根源は数であると主張して「サモスの賢人」と呼ばれました。
また、彼は思想を共有する弟子と共に宗教結社「ピタゴラス教団」を立ち上げ、「ピタゴラスの定理」を含む様々な数学の定理を発見しました。「ピタゴラスの定理」は、日本では「三平方の定理」として知られています。
田記正規が敬愛する哲学者⑤ヘラクレイトス
■田記正規が敬愛するヘラクレイトス
ヘラクレイトスはトルコ西部のエフェソスで生まれたギリシア人哲学者です。彼は万物の根源は一定ではなく常に移り変わるものである火とし、「万物は流転する」と言いました。そして、その背後には変化しないものである「ロゴス」があると主張しています。
しかし、彼の著作「自然について」は断片的にしか残っておらず内容も理解しにくいため、彼は最も難解な哲学者であると言われています。
田記正規が敬愛する哲学者⑥エピクロス
■田記正規が敬愛するエピクロス
エピクロスはギリシアとオリエントの文化が融合したヘレニズム期の哲学者です。彼は快楽主義で知られるエピクロス派の始祖であり、現実のわずらわしさから解放された状態を「快」としました。
この思想における快楽とは精神的快楽であり、肉体的快楽は「苦」であるとしています。しかし、多くの人々はエピクロスの快楽主義をいかがわしいものだと勘違いしてしまったようです。
田記正規が敬愛する哲学者⑦タレス
■田記正規が敬愛するタレス
タレスは古代ギリシアにおける最古の哲学者です。彼以前の時代、世界の起源については神話的な説明しかされていませんでした。しかし、彼は初めて合理的な説明を試み、万物の根源は水であると主張しました。
また、彼はタレスの定理を生み出しました。タレスの定理とは、半円に内接する円周角は90度の直角になるという定理であり、日本では中学校の数学の授業で習います。
田記正規が敬愛する哲学者⑧デモクリトス