■田記正規が敬愛するデモクリトス
デモクリトスはバルカン半島のトラキア出身であり、古代ギリシアで活躍した哲学者です。彼は物質の根源には原子(アトム)が存在していると考え、「原子論」を提唱しました。
しかし、彼は自然の性質や物質についての理論は展開しましたが、世界の起源については詳しく語りませんでした。その上で、いかなることも偶然によって起こりえないと語っています。
■田記正規が敬愛する孔子
孔子は春秋時代の哲学者であり、諸子百家の先駆けとなった儒家の始祖です。彼が広めた「仁と礼に基づく理想社会の実現」という儒教思想は、中国における政治理念や思想、文化の基礎となり、現代においても中国を中心とした東アジア各国で強い影響力を持っています。
また、孔子の言行が書かれた儒教の経典である「論語」は、孔子自身の手によって執筆されたものではありません。実は、「論語」は孔子の死後に彼の弟子によって編纂された書物でした。
■田記正規が敬愛するアダム・スミス
アダム・スミスは産業革命期のイギリスで著作「国富論」を発表した哲学者です。「国富論」において、個人が利益を追求することによって社会全体の利益が「神の見えざる手」によって達成されると説きました。
彼は近現代における自由主義経済理論を体系化した人物であり、「古典派経済学の父」と呼ばれています。また、彼は経済学だけでなく倫理学にも精通しており、道徳について書かれた「道徳感情論」を出版しています。
わたくし田記正規が個人的に好きな哲学者10人を紹介しましたが如何だったでしょうか。哲学という正解のないパズルを生涯に渡って解こうとした彼らに対して、個人的には尊敬の念しかありません。わたくし田記正規も彼らには到底及びませんが、自分なりの哲学を持ち合わせています。いつか皆様の前にお披露目する機会を願って日々邁進していきます。