パソナ(グループ代表 南部靖之)の子会社パソナHRソリューションの研修プログラム
株式会社パソナHRソリューション)は、パソナ(グループ代表 南部靖之)の子会社です。今回は、パソナHRSがBSIグループジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役社長 漆原将樹、以下「BSIジャパン」)と協同で行ったESGサービスの分野における研修プログラムを紹介します。
パソナHRS とBSIジャパンの会社概要
まずはパソナ(グループ代表 南部靖之)の子会社パソナHRSとBSI(英国規格協会)グループジャパンの会社概要です。それぞれどのような会社なのか確認してください。
パソナHRSの会社概要
【株式会社パソナHRソリューション】
所在地:東京都港区南青山3-1-30
設立:2015年8月
代表者:代表取締役社長 牧嶋 和彦
BSI(英国規格協会)グループジャパンの会社概要
【BSIグループジャパン株式会社】
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 OCEAN GATE MINATO MIRAI 3階
設立:1999年9月
代表者:代表取締役社長 漆原 将樹
パソナHRS × BSIジャパン『パソナESGアカデミー』とは
パソナ(グループ代表 南部靖之)の子会社パソナHRSとBSIジャパンが協同で行った研修プログラムについてお伝えします。研修プログラム「パソナESGアカデミー」の概要と詳細です。
研修プログラム『パソナESGアカデミー』の概要
パソナESGアカデミー パソナHRソリューションが運営する「パソナESGアカデミー」のページです。ESG分野におけるグローバルスタンダードに基づく「サステナビリティ人材」の育成を図ります。
開始:2024年2月1日(木)
対象:企業経営者、経営企画・人事・CSR推進担当部門やそれに類する部署の方
内容:・SDGsや環境(E)社会(S)企業統治(G)に関連する講座を提供
・規定の講座の修了者に対し、当アカデミーより認定書を発行
・企業の要望に応じて、カスタマイズしたプログラムを提供
料金:5,500円~/講座・人(税込)
研修プログラムの目的
『パソナESGアカデミー』はESG分野に精通した「サステナビリティ人材」の育成が目的です。現在、労働市場で不足しているのは、こうした人材です。
ESGとは環境・社会・ガバナンスのことで、それらの頭文字を取ってESGと言います。昨今ESG分野に精通した人材は求められていますが、採用・育成するためのプログラムを学ぶ機会がなかなかありません。
そこで、パソナHRSは、120年の歴史を持った最古の規格協会でISO設立のメンバーになっているBSIの日本法人と協業して研修プログラムを開講しました。
開講にあたって活用したコンテンツ
開講にあたっては、パソナHRSが企業向けに手掛けてきたコンテンツを融合して活用しています。たとえば、以下のコンテンツです。
・新入社員研修
・マネジメント研修
・女性活躍推進
・環境人材育成
・その他、数々の研修ノウハウ
パソナHRSは、これらのコンテンツとBSIジャパンの持つコンテンツを融合し、グローバルスタンダードに基づいたサステナビリティ人材の育成に役立てています。
世界で初めての講座
パソナHRSがBSIジャパンと協同した講座の中には、世界で初めての講座がありました。それは「ハーバス経営実践」です。
「ハーバス経営実践」で学ぶのは「ESG経営実践編」におけるハーバスに基づく組織構築と目的に応じたチームワークです。尚、この講座は国際規格PAS808に準拠しています。
パソナHRS × BSIジャパン『パソナESGアカデミー』で学ぶ内容
パソナHRS × BSIジャパン『パソナESGアカデミー』で学ぶ内容は、サステナビリティ経営を加速させるためのプログラムです。ここでは以下5点のプログラムについて紹介します。
・SDGs&ESG
・Environment(環境)
・Social(社会)
・Governance(企業統治)
・Reporting(非財務情報開示)
SDGs&ESG
研修では、国際的な目標にもなっているSDGsの概念を学びます。SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」という意味です。SDGsは2030年までに達成すべきとされている17の目標があります。
また、環境、社会、ガバナンスを意味するESGも学び、企業活動に活かせる人材を育成します。このような機会がなければ、なかなか学べない基本事項です。
Environment(環境)
研修を通して、環境に関する知識を深めることが可能です。環境について理解できれば、持続可能な開発目標に関しても具体的に理解できます。
たとえば、 気候変動、エネルギー効率、廃棄物管理など、さまざまな環境問題があります。その内容を知ることで、今後の企業活動に活かせるのではないでしょうか。
Social(社会)
Social(社会)は、CSR(企業の社会的責任)の観点を学びます。CSRを学べば、企業が地域社会や労働者にどのようなポジティブな影響を与えるのか理解できます。
そして、自身の仕事の有益性を理解することも大事です。有益性を感じられれば、企業が与える社会への影響をより良い方向にもっていける人材になるでしょう。
Governance(企業統治)
Governance(企業統治)を学び、多くの国々や地域でESGがどのように位置づけられているか理解します。それにより、ESGの規制についても考えられるようになるでしょう。
そして、企業における透明性、公正性、倫理観、コンプライアンス、取締役会の独立性、報酬の透明性も学びます。株主とのコミュニケーションにも役立つはずです。
Reporting(非財務情報開示)
Reporting(非財務情報開示)について勉強します。それによって理解できるのは、GRIスタンダードに基づくサステナビリティ・レポーティング・プロセスです。
研修で学ぶことで、ステークホルダーとの取組み、対応の分析、持続可能な発展のための戦略策定などができるようになるでしょう。
まとめ
パソナ(グループ代表 南部靖之)の子会社パソナHRSはBSIジャパンと協同して、研修プログラム「パソナESGアカデミー」を開催しました。サステナビリティ人材を育成するためのESGサービス分野における研修プログラムです。現在のESG人材不足の改善につながることが期待されます。