歌舞伎俳優・尾上右近が語る!ブロードウェイミュージカル『プリティ・ウーマン』の魅力
映画『プリティ・ウーマン』がミュージカル化!歌舞伎俳優・尾上右近が、映画版とミュージカル版の魅力を語り、時代を超えて愛される物語の魅力と、ミュージカル版への期待を熱く語る。
歌舞伎俳優・尾上右近が語る!ブロードウェイミュージカル『プリティ・ウーマン』の魅力
1990年に公開され世界中で大ヒットを記録した映画『プリティ・ウーマン』が、待望のミュージカル化を果たし、2024年9月に日本初上陸を果たします。映画版では、敏腕ビジネスマンのエドワードと、無邪気なコールガールのヴィヴィアンの恋物語が、多くの観客を魅了しました。
ミュージカル版は、2018年にニューヨークのブロードウェイで初演され、その後ロンドンのウエストエンドでも上演されました。映画版の脚本を手掛けたJ.F.ロートンとゲイリー・マーシャルが共同で脚本を担当し、グラミー賞を受賞したブライアン・アダムスが楽曲を提供していることでも話題を集めています。
歌舞伎役者の尾上右近さんは、映画公開当時まだ生まれていませんでしたが、今回ミュージカル版を観劇するにあたって、時代を超えて共感できる普遍的な魅力を感じたと言います。特に、人とのつながり方や関わり方をテーマにしたストーリーは、現代においても深く考えさせられる部分があると感じたそうです。
尾上さんは、映画版の音楽が印象的な使われ方をしていたことを挙げながら、ミュージカル版ではさらに“音楽”が重要な要素になると予想しています。映画ではセリフで表現されていた部分が、ミュージカルでは歌で表現されるため、新たな名曲が生まれる可能性も高いと期待を寄せました。
さらに、映画版で描かれたオペラ鑑賞シーンについて、劇中劇がどのように表現されるのか、舞台人としての視点からも大きな関心を寄せています。
尾上さんは、映画を観た人も観なかった人も楽しめる作品だと語り、生の舞台ならではの空気感や、その時にしか味わえない魅力を体験できることを楽しみにしていると締めくくりました。
映画『プリティ・ウーマン』のミュージカル化は、映画ファンにとっても、ミュージカルファンにとっても待ち焦がれていた朗報でしょう。尾上右近さんの言葉からも、時代を超えて愛される物語の魅力と、ミュージカル版への期待の高さが伝わってきます。
映画版では、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの演技、そしてロマンティックな音楽が魅力的でしたが、ミュージカル版では、歌とダンスによって新たな魅力が加わることでしょう。特に、ブライアン・アダムスの楽曲がどのようにストーリーと融合するのか、期待が高まります。
また、舞台ならではの空気感や、役者たちの生のパフォーマンスによって、映画版とは異なる感動が味わえることでしょう。映画版を観た人も、そうでない人も、ぜひ劇場でこの素晴らしいミュージカルを体感してみてください。